【新規事業プロジェクト③】
今年最後のブログです。
いよいよ建物の全貌が明らかになりました。
竣工に向けて、工事も追い込みのようです。
さて、今回野方拠点では看多機とサ高住の併設です。
看多機=看護小規模多機能型居宅介護ですが、医療的ケアが必要な方でも
自宅または住み慣れた地域で暮らし続けるための介護保険サービスの一つです。
例えば、夜間帯も含めて頻回に痰の吸引が必要な方で、
ご家族様での吸引が難しい場合でも
看多機なら看護師や資格を持った介護職員が対応しますので安心です。
他にも、糖尿病でインシュリン注射が一日3回必要な方や、
IVH・点滴の管理・状態観察が必要な方、胃ろう・腸ろうの方でも
自宅で安心して過ごせます。
サ高住に居住し看多機への登録をいただければ、プライベートな空間を確保しつつ、
24時間見守りのある中でよりタイムリーにサービスを受けることができます。
また、現在のコロナ禍では病院からの退院時に上記のような
医療的ケアの手技についてご家族への在宅指導ができない、
またはやむなく在宅指導の回数が少ない状態で退院しなくてはならない
といったケースもあるようです。
そういった場合でも、まずは看多機の泊りまたはサ高住への入居を行い、
看多機の看護師からご家族様へ、医療的ケアの手技の伝達・指導を行った上で
本人様もご家族様も安心してご自宅へ戻る、というようなご利用も可能です。
柔軟な対応力が看多機の特徴の一つです。