若年性認知症カフェの見学**
本日、若年性認知症カフェの
見学に行きました。
認知症の方もご家族様も
一緒に過ごせるカフェです。
同じ状況の方や専門職の方も参加し、
情報交換や相談もできます。
本日参加されていた
あるご夫婦は
奥様が若年性認知症で
ご主人様が献身的に
ご自宅で奥様のサポートを
されています。
とにかくご主人様が笑顔で。
奥様も目が合うと
ニコッと微笑んでくれます。
「お二人で生活されていて
大変なことないですか?」
その質問にご主人様は
「普通の人も認知症の人も
別に一緒ですよ。
この場もそうだけど、
私があちこち連れて行って
楽しいことを一緒にする。
家の事も全部私がしますよ。
ちょっと前まで笑顔とか
全然見せてくれなくて、
活気もなかったんだけど、
こうやって今は
ニコニコするでしょう?
それが嬉しくてねぇ。
普通に皆と同じように
いろんな場所に
連れて行って、人と会って、
たくさん人と話をしていたら
変わりましたよ。
こうやって元気になって
笑顔を見せてくれるようになるなら
それは大変なことじゃないですよ。
当たり前のこと。
こうやって楽しそうにしてくれると
こっちが嬉しくなりますもんね。」
屈託の無い笑みで
そう仰いました。
介護を仕事としている私たちが
目指すべき姿です。
大切な人を介護することに
喜びを感じる。
元気になって幸せそうに
してくれることがやりがいとなり、
それが自分自身の幸せとなる。
カフェでは
周りの方も気にかけて
こまめに声かけされて
一緒にお散歩にお出かけされたり。
皆で支え合える環境。
素晴らしいですね♪